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自分ブランドの磨き方ブログ

MBA、コンサル、本当に自分に必要?今の自分のブランド力で何ができるのか? 何を準備すべきなのか? 私自身の経験やさまざまな人たちとの交流を通じて、気づきなどをシェアして行きます

活躍のチャンスを活かせない人

今朝のNHKあさイチの特集は”女性リアル 年末SP“オンナ×働く”モヤモヤ大特集”でした。その中で、政府は一億総活躍社会を掲げ、女性の活躍を求めているけれど、当の女性たちは活躍という言葉に戸惑いを感じているという内容。驚くことにNHKが行ったネットのアンケートの「あなたは活躍していますか?」質問には、7割の女性が「いいえ、どちらともいえない」と回答したそうです。

 

番組を見ていて、結婚、夫の転勤、出産といった女性が直面するハードルを夫の力を借り、誰よりも活躍するチャンスに恵まれていたにも関わらず、活かすことができなかった女性のことを思い出しました。結局、活躍するチャンスを活かすも殺すも個人の意識に左右されるのではと思うのです。

 

その方(Hさん)についてお話しすると、大学卒業後、就職するも仕事が合わず、ブライダル業界に転職します。元々ブラックな業界であることに加え、休日に他人の幸せの手伝いをするという仕事でストレスが重なり、いつしか自身のキャリアを追及するよりも、早くいい相手見つけて養ってもらおうという考えになっていったと言います。

 

幸運にも、知人の紹介で東大卒の金融マンと出会い結婚。エリートであるご主人がMBA留学することになり、ここぞとばかりに仕事を退職し、夫について渡米しました。ご主人が朝から深夜までMBAの授業や宿題のため、かなり暇を持て余していたこともあり、現地で何か通おうと思います。しかし、現地でコミュニティーを構成している多数の駐在員妻と一緒にされたくないとの思いから、駐妻が多く学ぶ英会話学校ではなく、低ランクでも近郊のMBAの受験を決意します。忙しいご主人のサポートを得ながら、TOEFLやGMATを受験し、なんと、夫の通うビジネススクールよりも少しランクは下がるものの名門大学のMBAに奇跡的に合格してしまうのです。

 

卒業が近づいたご主人は、勤務先よりそのままアメリカ駐在の辞令を受けます。Kさんも一年遅れですが、卒業後駐在員の妻として過ごすのか、現地で仕事を見つけるのか選択をしなければなりません。彼女がとった選択は前回と同じ「駐妻はちょっと・・」という理由で就職でした。しかし、MBAを持っていてもアメリカでフルタイム就職することは相当難しいものなのですが、夫の駐在員ネットワークのコネでライバル企業の現地法人で働くことになります。しかし、入社後現地採用の日本人ともうまくいかず、なかなか成果が出ないまま、妊娠をきっかけに、いずれ夫について日本に帰るからと退職してしまうのです。

 

今彼女は、日本に帰国し、再び働きたいと思っています。その理由は「専業主婦だとちょっと・・・」。どこか上から目線なコメントは、彼女のこれまで書いたすべてにライフイベントで共通しています。ただ周囲や世間体を優先し、仕事に就く。そのため、明確な意思や目的もないため、キャリアに一貫性がなくなり採用しづらい候補者になってしまっています。MBAを持っていることで、まずは面接に進むことができていますが、面接で深堀されると、本音が出てしまい、なかなか次に進むことができないのです。

 

しかし彼女は、働く意思はもともとそれほど強くなかったので焦っていないといいます。いざとなったらご主人のツテを頼ってみるとも。結局、本人に明確な意思と目標がないと、せっかくもたらされた活躍のチャンスを活かすことはできないのだなぁと思った次第です。