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自分ブランドの磨き方ブログ

MBA、コンサル、本当に自分に必要?今の自分のブランド力で何ができるのか? 何を準備すべきなのか? 私自身の経験やさまざまな人たちとの交流を通じて、気づきなどをシェアして行きます

「なんで私が英語ペラペラに」戦略は機能するか?

電車に乗っていると、車内広告には必ずと言っていいほど英会話スクールの広告が目につきます。ECCやGABAといった大手から中堅まで様々なスクールが車内広告を展開しているのは、それだけビジネスマンや学生をはじめ、英語が話せるようになりたい日本人による需要が多いことを表しています。

 

ゴールデンウィークが明けたころ、都内で地下鉄に乗っていたら、これまでとは馴染みのない英会話スクールの車内広告が目に留まりました。もしかしたら、その英会話スクールの広告におや?と思われた方も私以外にも多いのではないでしょうか?

 

それは、「なんで、私が東大に。」「なんで、私が京大に。」のフレーズでおなじみ55段階個別指導で現役合格をうたう四谷学院が、東京銀座にオープンさせた「55段階英語村」の広告です。

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出展:四谷学院(地域によって掲載される大学や並びが違うのですね)

 

名前からしてキャッチーなそのスクールの特徴は、日本語を介さずに英語で理解し、英語で表現するための「英語脳」をつくるため、四谷学院がウリとする55段階方式に基づき、子どもが生活から言語を身につけるように、レストラン・ショップ・病院などのリアルなシチュエーションで、「わかる!」「通じる!」成功体験を重ねることで英語を身につけるというものだそうす。

 

うーん、正直Webを見るだけでは、四谷学院がウリとする55段階方式を無理やりこじつけた感がなくはないですが、実際にスクールで体験してみると、他にも特徴があるのかもしれません。

 

しかし、スクールのユニークさよりも気になっているのが、有名大学合格で実績をあげ、校舎も着実に増やしている四ツ谷学院がなぜ今英語ビジネスに参入したのかということです。

 

ご存じのように、英会話スクールの市場は競争が激化しており、NOVAの経営破たんも記憶に新しいところ。ECCやAEONといった大手に加え、インストラクターの質をウリに参入したGABAなど激しい競争と消耗戦を繰り広げています。

 

さらに近年、インストラクターをネットで直接探してカフェでレッスンを受けるカフェ英会話や、英語で教育を受けたフィリピン人による低価格オンラインなど、新たなビジネスモデルの脅威にもさらされています。

 

一方、塾・予備校業界も、少子化によって新たな収益源の開拓が急務とされており、大学受験ビジネスで培った英語関連の経営資源を、英会話スクールなど英語関連ビジネスとして活用するのは不思議ではありません。

 

そのためか、四谷学院だけではなく、東進ハイスクールも英会話関連ビジネスに進出しています。でも、東進ハイスクールは少し戦略がことなります。

 

英会話ビジネスは、スクールをキッズ英会話で展開し、ビジネスパーソンや学生向けには東進ビジネススクールにて、ビジネス講座の一つとしてオンラインなどで展開されているに過ぎません。そしてビジネスのウェイトは、英会話というよりは、日本人英語教育で大きなウェイトしめる文法や単語を中心とした英語教材の出版や、ビジネスパーソンにとって必須であるTOEICTOEFLといった試験対策にフォーカスしたビジネス展開です(※一億人の英文法やTOEFL単語集などオススメです)

 

対する、四谷学院は、東大、京大合格者を登場させ実績をアピールしてきた大学受験とは異なり、新規参入ゆえに実績でアピールすることが難しいように思います。それでも55段階方式で、この競争激しい英会話業界を、どう戦っていくのか注目です。1年後、いや半年後、地下鉄の車内広告に55段階英会話成功者の姿が見れる広告が楽しみです。