自分ブランドの磨き方ブログ

MBA、コンサル、本当に自分に必要?今の自分のブランド力で何ができるのか? 何を準備すべきなのか? 私自身の経験やさまざまな人たちとの交流を通じて、気づきなどをシェアして行きます

留学しないでMBAを取る

 

書店に行くと、「ハーバードビジネススクールの~」「スタンフォードの~」というタイトルの本が多数並んでいるように、未だビジネスパーソンに根強い人気のあるMBAですが、何もハーバード、スタンフォードビジネススクールだけが、MBAではありません。

 

アメリカには他にも様々な大学にビジネススクールがありますし、最近ではフランスのINSEADやイギリスのCambridgeなどヨーロッパのビジネススクールも存在感を高めています。

 

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しかし、MBA取得で最も難点なのは、留学しなければ取得できないということ。今の会社を辞め、これまで積み上げたキャリアをいったん中断し、貯金だけで海外生活しながら、MBAを取得、そして再び就職活動をしなければならないリスクとどう向き合うか悩ましい問題です。

 

そのため、一橋大学神戸大学といった国内大学のMBAを選択するという方も多くいます。これら大学は、日本の大学ということもあり、クラスメートや教授陣はどうしても日本人中心となってしまうこともあり、グローバルな環境を味わいたいという人には、物足りないという声をよく聞きます。

 

そこで今日は、

 ・カナダの名門大学 マギル大学の日本校(前掲FT Global MBA Rank 2016 Top100入り)

アメリカカレッジスポーツの強豪 テンプル大学の日本校

 といった、海外大学の日本MBAプログラムに入学した方々の意見をもとに、これらプログラムを紹介したいと思います。

 

これらの学校は、母国で名門としても評価が高く、本国からやってきた教授陣が授業を担当します。クラスメートも、日本のグローバル企業や外資系で働くバイリンガルや、外資系企業の日本支社幹部として本国から派遣されてきた外国人も多く、彼ら(彼女ら)と英語での質の高いディスカッションやチームアサインメントをこなしながら、ビジネスを学ぶことができるメリットがあります。このようなプログラムは、基本的に週末を中心にカリキュラムが組まれており、会社を辞めるリスクもなく、海外ビジネススクールと同じMBAを取得することができるのです。

 

では、どうすれば入学できるでしょうか?入学選抜の方法は各校によって異なります。ただ注意しなければならないのは、バブル期に米国大学の日本校が乱立し、その大半が無試験で入学できましたが、MBA日本プログラムも同じだと思っては大間違いです。マギル大学の場合、通常留学と同じようにTOEFLビジネススクール入学に求められるGMATというテストのスコア提出は必須な上、合格者のスコアも留学する場合とそれほど変わらないようです。(テンプル大学は志願者の職務経歴や大学の成績によりスコア提出を求められるようです)。

 

これまで留学しないでMBAといえば国内大学のプログラムに目が行きがちだったのではないでしょうか?マギル大学をはじめ、日本にいながらにして海外MBAを取得することができるプログラムはとても魅力的ではありませんか?