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自分ブランドの磨き方ブログ

MBA、コンサル、本当に自分に必要?今の自分のブランド力で何ができるのか? 何を準備すべきなのか? 私自身の経験やさまざまな人たちとの交流を通じて、気づきなどをシェアして行きます

外資で海外勤務を実現する方法

外資系に勤めるといずれ海外の本社に異動したり、世界中の拠点を渡り歩くことができると思われる方が多いのですが、残念ながらそういった機会はほとんどありません。さらに言うと、そもそもそんな異動制度自体存在していないという外資系も多々あります。

 

一方で、海外の本社に異動したいと考える社員も、実はすごく少ないのです。むしろ、できることなら外国の同僚と接したくないと考える外資系社員は意外と多かったりもします。外部からみると外資系社員はみなが英語を話せると思われています。ですが、外資系企業勤める方々の話を聞いていても、英語を不自由なく話せるのは全体の2割もいれば良いのが実情です。

 

理由は、日本支社の目的自体が日本国内市場におけるビジネス拡大なので営業部門やエンジニアリング部門が日本のお客様に対応し、特定部門や担当者が本社とやり取りすれば事足りるため、全員が英語を話す必要がないということも考えられます。

 

そのため、英語が話せる人間は周囲から重宝され、本社との電話会議、本社からの出張者のケアなどに駆り出される機会が多いのです。しかし、その時の本社メンバーとの出会いと信頼関係を深めることで、たとえ異動制度がなくても、海外本社勤務の夢を叶えることも可能なのです。

 

まさに、Kさんは、上記の方法で海外本社勤務を実現しました。Kさんは、本社から出張してくるミドルマネージメントやエグゼクティブと接するたびに、やんわりと自分が本社勤務に興味があることを打ち明けていました。彼らが真剣に耳を傾けてくれたこともあり、Kさんは、アクションを起こす時が来たら、彼らからも推薦してほしいと、地道な下準備を進めていたのでした。

 

そしてその時がやってきます。ある時本社から所属部門のトップが来日しました。Kさんは、その部門トップの滞在中の身の回りの世話をすることを命じられ、ほぼ付きっきりで時間を過ごしました。そしてタイミングみて、こう切り出したのです

 

「I want to work in the U.S.(アメリカで働きたいんだ)」

 

それまでKさんと歩きながら談笑していた部門トップの表情は一転します。立ち止まり、Kさんの顔を真剣に見つめ、Kさんがこれまで本社の誰を知っているのか?、家族は賛成しているのか?、なぜそう思ったのか?自分はどう貢献できるのか?と矢継ぎ早に質問しました。まさに、エレベーターピッチです。Kさんはそれぞれの質問に真剣かつ丁寧に答えました。

 

それから、エグゼクティブが帰国した数日後、Kさんは、部門トップから一つのメールを受け取ります。そのメールは、Kさんの本社勤務を知らせるメールだったのです。部門トップは帰国後、Kさんが名前を挙げた本社の人間にKさんのこれまでの働きや人柄などをヒアリングし、Kさんが本社で働くに足る人材か調べていたのです。

 

地道に英語力を磨き、自分を売り込むことで、米国本本社勤務を実現する。そして、ルールがないところから、夢を実現する。外資系ならではのKさんのサクセスストーリーすばらしいと思いませんか?